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POINT. 1すぐに測れる
ご使用になる前に補正を行う必要はありません。電源を入れるだけで、様々な物質の水分量、電気伝導度(EC)、温度、そしてセンサー本体の移動度(加速度センサー)を同時に、すぐ測定することができます。
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POINT. 2⻑期埋設もOK
IPX8構造なので、長期埋設が可能です。ハウス栽培、露地栽培、植物工場などあらゆる環境に適応します。加速度センサ内蔵モデル(WD5 WTAモデル)もご用意してるので、土砂災害防止等の活用にお役立ていただけます。
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POINT. 3インターフェース・省電⼒
お使いの環境・インターフェースに合わせて製品タイプをお選びいただけます。
WD-3 (アナログ / デジタル、EIA-485)※平均電流40mA
WD5(SDI-12、USB2.0)※SDIモデル平均電流0.9mA以下(1分間隔測定時)
また、間欠動作制御など省電力が求められる場面でお役立ていただけます。 -
POINT. 4海外使⽤にも
WD5モデルは、CE・FCCを取得していますので、海外でお使いいただけます。
・CE：EN61326-1 2013 classB規格
・FCC：FCC Part15B classB規格
これまで、北米・台湾・イタリア・インドネシア・中国などたくさんの国で採用頂いております。 -
POINT. 5安⼼品質・サポート
国内生産にて安定した品質を保証します。自社開発なので充実したテクニカルサポート体制で、お答えいたします。
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POINT. 6センサー周辺の
IOT機器の開発・製造当社は受託・設計・製造(ものづくり)に携わって17年以上の実績を持つエンジニアリング会社です。センサー周りのIOT装置(潅水制御装置、モニタリング・ロギング装置、ネットワーク機器等）の開発・設計・製造(ODM提供)はもちろん、センサーのカスタム化にも対応します。いつでも、お気軽にご相談ください。
WD-3シリーズ
- 体積含水率(VWC)、電気伝導度(EC)、温度(℃)の同時測定が可能。
- アナログ出力に加え、デジタル出力にも対応。
- 防水構造 IPX8相当。
WD5シリーズ
- 小型化(ステープラ サイズ)により、狭い場所への設置が容易。
- 省電力化(消費電流 1mA以下＊最小時)を実現。(SDIモデル)
- 欧州の安全基準ＣＥマーク認証など海外向けにも対応可能。
- 体積含水率(VWC)、電気伝導度(EC)、温度(℃)の同時測定が可能。
- 体積含水率(VWC)、温度(°C)、加速度(3軸)の同時測定が可能なタイプも用意。
- 数珠繋ぎ可能なSDI−12インターフェース採用。
- USBインターフェースモデルの追加。
- 防水耐久性の向上(虫などの食害に対応した構造強化)、防水構造IPX8相当。
Q. 1 ⼀般的な⼟壌の体積含⽔率の⽬安は？
黒土を例にあげると下記表のような土壌の状態となります。
※培地の種類や土の粒径や保水力により大きく変わるため目安程度にお考えください。
Q. 2 補正（キャリブレーション）は必要？
補正の必要はありません。
本製品は出荷時に補正をおこなっており、お客様で補正を行う必要はありません。
本製品のコンセプトは、購入後すぐに使えるという使いやすさを追求した製品です。
Q. 3 体積含⽔率を詳しく教えて？
本製品は測定範囲の空間があり、測定範囲(体積)内の水分の割合を示した数値が体積含水率 となります。
水(誘電率が高い)>> 空気・土粒子(誘電率が低い)
測定範囲内の誘電率の変動を測定し、本体内部のマイコンで体積含水率に変換して出力しま す。測定原理として、水と空気及び土粒子(土・石)の誘電率の大きな違い(水 80/空気 1/土 粒子 3~7)を利用して体積含水率を測定します。
この誘電率の大きな違いから体積中の含水率を求めています。尚、本製品では含水率 0%は空気 中、100%は水没した状態となります。
Q. 4 体積含⽔率と誘電率の関係は？
体積含水率は、土壌の誘電率の変化により求めております。 誘電率が変化すると、センサー部の伝送路に流れる電気信号のスピードが変化します。この変化量 を測定しています。
<誘電率の変化を測定する方法> センサー部にある外部の伝送路は、土壌の環境(誘電率)で信号波のスピードが変化しますが、本体 内部にある基準の伝送路は環境で変化しません。外部の伝送路と内部の伝送路の信号到達時間差に よって誘電率の変化を測定します。
Q. 5 溶液EC 値とは？
液 EC 値は溶液中の EC 値のことです。
Q. 6 バルクEC 値とは？
バルク EC 値は土壌の中に埋設して測定した EC 値のことです。
バルク EC 値は土壌の中に含まれる僅かな水分の EC 値を測定します。小さな値となるため測定する際 には注意が必要です。バルク EC 値は電気抵抗値(電気の流れる量)で測定しますので、水分の量が多 ければ電気抵抗値が変わります。(EC 値が変わる)土壌では灌水で体積含水率が変わってしまうことで バルク EC 値が変わります。実際に EC 値が変動したのか、それとも水分の量によって変わったのか区 別する必要があります。日々の EC 値を比較するときは同じ体積含水率で比較することをお勧めいたし ます。(例えば、灌水後に安定した含水率を基準として EC 値の値を比較するなど)また、バルク EC 値 は小さな値となりますので、土壌中に含まれる塩類の量が少ない圃場では測定できない場合もあります。
Q. 7 EC 値の測定原理を教えて？
センサー部の伝送線路に電気信号を流し、測定範囲の電気抵抗からEC値を測定します。
Q. 8 測定範囲はどれくらい？
測定範囲の参考値は下図を参照ください。
センサー部の表面が最も感度が強くセンサー部から離れるにしたがって弱くなります。尚、WD-3 は伝送路側(ロゴの逆側)がロゴ側に比べて感度が約7:3の割合で強くなります。WD5 は伝送路 がセンサー部の両面にあるので差分はありません。
Q. 9 温度測定はどこで⾏っている？
温度は本体内部で測定しております。
